バックグラウンド・ミュージック(BGM)
寺内大輔のこれまでのBGMの仕事は、次のものがあります。
・「水の中の夢」(1993年)
広島の水族館、アルパーク・アクア・アヴェニューのBGMとして
1997年の閉館まで使用された。
・「ストレッチアイ」「右脳漫遊記・水戸黄門」(2001年〜2002年)
中国サンネットから発売されたコンピュータソフト「ストレッチアイ」、
「右脳漫遊記・水戸黄門」のために作曲。
・「たゆたい」(2000年)
「海へ還ろう会」ウエブサイトのBGMとして作曲。
※このサイトは、現在は閉鎖されている。
ここでは、2005年に手がけたファッションショーのBGM「DESHIMA」について取り上げます。
DESHIMA
(2005)
作曲家、三宅珠穂との共同製作。
アムステルダム在住のファッションデザイナー、芝田久の新作発表のために作曲。
このBGMは、あらかじめ録音されたピアノの即興演奏と、声と鍵盤ハーモニカの録音を素材として用い、ファッションショー本番でサンプラーとエフェクターを操作しながら、生の打楽器を絡めて演奏された。
ファッションショーの現場では、モデルの歩くスピードがいつも微妙に異なっているため、モデルの退場と同時に、音楽を自然に終わらせなければならず、注意深くモデルの動きを見ながらの演奏が必要とされた。
タイトルの「出島」は、芝田久の作品のコンセプトになった言葉で、このショーのタイトルにもなっている。
芝田久、ファッションショー
演奏スペースの写真、手前にあるのはサンプラー(左)とエフェクター(右)
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