自転車で道路を走っていると、道路の端に溝の上にふたがしてある道が時々ある。 それを見かけたときは、人が来ていようといまいと、私はよくそこを通る。 なぜなら、その上を通ると「カタン、カタン」と一定のリズムで音が鳴り、それが私にとってはすごく心地よいからである。 たまにある銀のあみあみもまた、その上を通ると「ザーッ」という音がする。 この「カタン、カタン、ザーッ、カタン、カタン」の音の組み合わせがすごく好きなことにふと気づいた。