お茶  Tea (1997)

 1997年6月27日、暗闇二人羽織第1回公演(広島アステールプラザ)で、大作綾、寺内大輔によって初演。
 ロープで結び合った二人のパフォーマーが、床に置かれた急須、お茶の葉、湯のみ、湯沸しポットなどを動かしながら即興的に動く。音楽が奏でられている間は、パフォーマー達は動いてはならない。空間的、詩的な2人の関係性への興味から書かれた作品である。暗闇二人羽織最初期の作品のひとつ。

 初演後、長野、呉、広島、東京、アムステルダムで再演。





この映像は、2005年3月8日、アムステルダムのZAAL100にて、阿部さやか、寺内大輔によって再演されたときのものである。ピアノ演奏は三宅珠穂で、この日の演奏にはR. シューマンのアラベスクが用いられている。


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