寺内 大輔
Daisuke Terauchi
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プロフィール(2017年10月現在)

作曲家・即興演奏家,博士(芸術工学)。
エリザベト音楽大学卒業,同大学大学院修了。九州大学大学院修了。
作曲を,伴谷晃二近藤譲クラース・デ・ヴリーズヴィム・ヘンドリクスの各氏に師事
音楽は,室内楽パフォーマンス作品即興演奏校歌など,多岐に渡る。

これまで,日本を含む12カ国で作品発表や公演を行っている。

呉市立白岳小学校非常勤講師,エリザベト音楽大学非常勤講師などを経て,2004年に渡欧。アムステルダムを拠点とした音楽活動を展開し,2007年に再び日本に居を移した。
その後,広島大学大学院,広島県立呉特別支援学校,福山平成大学,広島文化学園大学非常勤講師,広島県立大柿高等学校などでの非常勤講師を経て,現在は,広島大学教育学部・同大学院教育学研究科准教授。

パフォーマンスグループ暗闇二人羽織,作曲家集団PORT,ヒロシマ・アンサンブル・レゾナンス,呉市音楽家協会広島芸術学会日本音楽表現学会日本音楽即興学会日本音楽教育学会に所属。
CMF(クリエイティヴ・ミュージック・フェスティバル)実行委員。


作曲分野では,「」(1998)(「作曲フォーラム’99」プレゼンテーション作品,99年 東京),「蔦」(2002)(第13回大邱国際現代音楽祭2003招待作品,03年韓国),「流れ」(2001/2005)(ジョグジャカルタ現代音楽祭2005入選作品,05年インドネシア)など室内楽作品の他,パフォーマンスのための作品,即興演奏のための作品,水族館やパソコンソフトのBGMなどに及ぶ。また,寮歌,校歌も積極的に手がけており,「呉青山中学・高等学校校歌」(2002),「広島県安芸高田市立美土里小学校校歌」(2003),「広島県呉市立明立小学校校歌」(2005)などを作曲(作品一覧のページには,これまでの作品リストが掲載されています)。


即興演奏分野では,声を中心とした様々な楽器の持ち替えによるスタイルで,コンサートホールのみならず,クラブや美術館,路上にいたるまで様々な場所での演奏を行う。「詩のボクシング」(02年広島,02年東京,04年沖縄,14年北海道),第13回大邱国際現代音楽祭オープニングコンサート(03年韓国),国際詩人フェスティバル「炎の舌」(05年アムステルダム),デンマーク直観音楽会議(05年デンマーク),国際現代芸術祭「PLARTFORMA」(06年リトアニア),「Trytone Festival」(07年アムステルダム),「Serious Play Improv Lab (SPIL 035)」(17年クアラルンプール)などで演奏。異分野との共演に興味を抱き,西洋音楽の音楽家だけでなく,邦楽器奏者,インド音楽奏者,コンピュータ音楽家,舞踏家,詩人,書道家,ファッションデザイナーなど,様々な表現者と共演を行っている。2006年には,エッセイ「自由即興演奏の方法〜寺内大輔の実践より〜」を執筆(エリザベト音楽大学研究紀要XXVII号に掲載)。


音楽教育分野では,99年から02年にかけて,呉市立白岳小学校非常勤講師を勤め,5・6学年と障害児学級の音楽を担当。集団即興演奏を軸とした児童器楽合奏のための作品「渦」(2000)は,同小学校5年生106名によって演奏された。同時期,エリザベト音楽大学の,音楽理論とソルフェージュを融合させた基礎教育システム「音楽家の耳 トレーニング」の開発に携わり,課題集を出版(近藤譲監修,春秋社刊)。その後もエリザベト音楽大学非常勤講師として同教育システムによる授業を担当しながら,同システムの普及のため,音楽講師のためのセミナーや「指導の手引き」執筆などの,様々な活動を行う。社会人教育にも積極的で,NHK広島文化センター,エリザベト音楽大学エクステンションセンター,広島市映像文化ライブラリーなどでも,即興演奏,作曲,音楽鑑賞などの講師を勤める。近年は即興演奏指導に力を注ぎ,05年,ワークショップ「音と遊ぶ〜自由即興演奏へのアプローチ〜」を全国4箇所(東京,姫路,広島,呉)で開催。07年には,アムステルダム市立美術館にて,小学生を対象とした即興演奏ワークショップの講師を務めた。11年には,初の単著「音楽の話をしよう〜10代のための音楽講座〜」を出版。2012年7月〜2013年3月,音遊びオーケストラ in 安芸津のファシリテーターを務めた。


その他,美術分野と関わった創作活動にも積極的で,自作の楽譜提示装置「Score scroller」(2006)と,それを用いた作曲作品「One day closer to paradise」(2006)(オランダ国立美術館にて発表,06年アムステルダム),ヴィデオ作品「くちづけ口琴」(2006)(映像フェスティバル「Filmer la musique」入選作品,07年パリ),
酒蔵の貯蔵タンクに自作の自動演奏装置「タタッキー」を取り付けた作品「海」(2009)(賀茂鶴酒造吉富蔵にて発表,09年広島)などがある。2010年には,Asahi Art Square「Grow up!! Artist Project 2010」のサポートアーティストに選ばれ,前述の「Score scroller」のための「ことばの遊びII」(2010)など数点の作品制作を通して研鑽を積んだ。2015年には,水道の蛇口をひねると水の代わりに「おっさんの歌声」が出てくるインスタレーション「蛇口」(2015)を制作・発表。


活動の詳細については,活動紹介のページをご覧ください。





・出版物
  CD「糸 寺内大輔作品集T」Haleレーベル [HALE-006CD] (99年)。
  CD「言葉を用いない詩 寺内大輔声小品集
    solaレーベル[solacd-001](02年)
  CD「Michal Osowski Collective, Live at White Elephant
    Ayler records[aylDL-043](07年)
  CD「Trio Ku: a Hiroshima
    Kreuzberg Record(12年)
    (「三人姉妹〜ヴァイオリン,ギター,ピアノのために」が収録)
  楽譜「流れ〜ヴァイオリンとピアノのために〜」
     マザーアース株式会社(06年)
  楽譜「王の主題〜サクソフォンのために〜」マザーアース株式会社(07年)
  楽譜「小さな刺青〜ヴァイオリン,クラリネット,ピアノのために〜」
     マザーアース株式会社(07年)
  楽譜「糸〜3本のクラリネットのために〜」ドネムス(オランダ)(08年)
  楽譜「あかつきをまちこがれて
       〜ピアノ伴奏を伴う児童合唱または女声合唱のために〜」
                      マザーアース株式会社(11年)
  楽譜「粘着〜2本のフルートのために〜」マザーアース株式会社(13年)
  楽譜「地層〜ピアノのために〜」マザーアース株式会社(16年)
  楽譜「三人姉妹〜ヴァイオリン,ギター,ピアノのために」
     Verlag Neue Musik(ベルリン)(17年)
  共著「音楽家の耳 トレーニング
     近藤譲監修,エリザベト音楽大学編 春秋社(02年)
  共著「<音楽家の耳>トレーニング 指導の手引き グレード1〜8を中心に」
     エリザベト音楽大学編(04年)
  共著「<音楽家の耳>トレーニング 指導の手引き 
     グレード1〜8を中心に,課題別学習」 エリザベト音楽大学編(05年)
  単著「音楽の話をしよう〜10代のための音楽講座〜」 
     ふくろう出版刊(11年)



・ダウンロード可能な論文
 いくつかの論文がダウンロード可能です(無料)

寺内大輔(2011)「小学校教員養成における「音楽づくり」 : 実践的力量形成のための一試案」『広島文化学園大学学芸学部紀要』1巻,pp. 137-151.
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/9518

寺内大輔(2011)「アンサンブル作品《ことばの遊びII》の学習材としての意義 : 即興表現と演奏行為に着目して」『広島大学大学院教育学研究科紀要』第一部, 学習開発関連領域,60号,pp. 63-71.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00032101

寺内大輔(2012)「投稿ウェブサイト『密かな音楽の愉しみ』における音楽表現」『広島大学大学院教育学研究科紀要』第一部, 学習開発関連領域,61号,pp. 97-105.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00033962

森保尚美・近藤知美・奥本絢子・権藤敦子・寺内大輔(2013)「音楽科の特性に応じた思考を育むカリキュラムの開発 : 小学校低学年を中心に」『広島大学学部・附属学校共同研究機構』41号,pp. 23-32.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00034649

寺内大輔(2013)「バレーのみで長・短三和音を奏することができるギターチューニングの考案とその可能性」『広島大学大学院教育学研究科紀要』第一部, 学習開発関連領域,62号,pp. 73-79.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00035334

森保尚美・圓城寺佐知子・権藤敦子・寺内大輔(2014),明道春奈(共同研究者)「音楽科の特性に応じた思考を育むカリキュラムの開発(U) : 小学校低学年を中心に」『広島大学学部・附属学校共同研究機構』42号,pp. 67-76.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00035844

寺内大輔・明道春奈(2014)「変則チューニングによるギター伴奏の可能性 : ギター未経験の教員志望学生を対象とした伴奏指導実践を通して」『初等教育カリキュラム研究』第2号,pp. 35-48.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00035904

加藤沙世子・明道春奈・寺内大輔(2015)「学校における〈演奏展示〉の可能性―AR(拡張現実感技術)を活用した動画展示物の試作をとおして」『初等教育カリキュラム研究』第3号,pp. 69-78.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00036862

圓城寺佐知子・森保尚美・重光浩恵・権藤敦子・寺内大輔(2015),加藤沙世子・藤中俊樹(共同研究者)「音楽科の特性に応じた思考を育むカリキュラムの開発(V) : 創造的思考の相互交流から音楽表現へ」『広島大学学部・附属学校共同研究機構』43号,pp. 189-198.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00037557

寺内大輔(2016)「ジョン・ゾーン《コブラ》の作品概念」『JASMIMジャーナル』Vol. 1, pp. 11-24.(日本音楽即興学会賞受賞論文)
http://jasmim.net/jp/wp-content/uploads/jasmim_journal_vol1.pdf

寺内大輔(2016)「児童の得意な表現を手がかりとした創作活動のための学習材の開発―ジョン・ゾーンの作曲手法を参照して」『初等教育カリキュラム研究』第4号,pp. 53-64. 
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00039406

圓城寺佐知子・天野紳一・寺内大輔・権藤敦子(2016),加藤沙世子・藤中俊樹(共同研究者)「音楽科の特性に応じた思考を育むカリキュラムの開発(W) : 音楽表現を素材として扱う協働的創作活動」『広島大学学部・附属学校共同研究機構』44号,pp. 123-132.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/0004047

寺内大輔・谷本由貴美(2017)「ジョン・ゾーン《コブラ》を学習材とした活動にはどのような学びが埋め込まれているか―学級担任の視点による検討」『初等教育カリキュラム研究』,5号,pp. 41-56.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/list/HU_journals/AA12611299/--/5/item/42790

圓城寺佐知子・橋望・竹林地毅・権藤敦子・寺内大輔(2017),森保尚美・藤中俊樹(研究協力者)「多様性と協働を保障する授業の開発 : インクルーシブな視点による音楽活動を中心に」『広島大学学部・附属学校共同研究機構』45号,pp. 135-145.
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/list/department/80/item/43389



・放送など
  NHKBS2,NHK教育テレビ「詩のボクシング6」(02年に度々放送)
  RCCラジオ「横山雄二のお好みトーク」出演(02年,3月31日放送)
  RCCラジオ「本名正憲のきょうもゴゴイチ」出演(03年,8月13日放送)
  
ラジオOrange 94.0(ウイーン)「connex(寺内大輔の音楽)」(05年,6月7日放送)
  ラジオAmsterdam Seaport FM(アムステルダム)
       「Rabel Radio(寺内大輔の音楽)」出演(05年,7月10日放送)
  ラジオRadio Rietveld(アムステルダム)「寺内大輔の音楽」(06年11月27日放送)
  ラジオRadio Rietveld(アムステルダム)
       「Inspector Casino's Detective Show」
(06年12月26日放送)
  ラジオRadio Rietveld(アムステルダム)
       「Picture my ear」出演(07年1月〜3月に度々放送)
  NHKテレビ「お好みワイドひろしま」,「おはようちゅうごく」
       夏休み特別企画「お好み探検隊」(小学生によるゴミや廃品を素材とした
       楽器作りおよび完成した楽器による合奏の指導者として)
       (09年8月18日, 19日)(再放送 09年8月22日, 23日)

  HFMラジオ「クラシカルホリデー」出演(11年,6月5日,12日放送)



寺内大輔がよくわかるスライドショー(2010年7月制作,少し重いです)





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裏プロフィール

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